これまで1年間、おむつ替えの回数とミルクの量を記録してきたので、
これまでにかかったおむつ代とミルク代を整理してみます。
(すでに1歳4か月ではありますが。。)
これから子育てを始める親御さんたちに、
子育て費用の参考にしてもらえればと思います。
厳密には出産祝いでプレゼントをもらったり、
お店によって値段が異なることもありますし、
赤ちゃんによって飲む量や排せつ回数も違うとは思いますが、
あくまで我が家の一例としてご覧ください。
この記事で分かること
・1歳までにおむつ&ミルクにかかったお金:約17.6万円
年間おむつ消費額:6.9万円(2,563枚)
年間ミルク消費額:10.7万円(40缶分)
前提と集計ルール
データ期間
データ期間:2024年7月13日〜2025年7月12日
価格
おむつ:27円/枚
ミルク:43.9円/100ml
(1缶当たり800g入り2,700円を購入、20ml当たり2.6g使用)
記録方法
育児記録アプリ「トモニテ」というスマホアプリを使って、おむつとミルクを記録しました。
おむつ:交換した時に記録。
ミルク:作った量を記録(飲んだ量+残した量)
おむつ|結果
サイズ遍歴と前提
前提
- おむつ単価:27円/枚
- 銘柄:パンパース、メリーズなど複数使用
使用したおむつはメリーズやパンパース、ムーニー等数何種類かあり、それぞれ値段も異なります。
また、サイズによっても値段が異なるのですが、おむつ単価を27円/枚として、使用枚数から算出しました。
サイズ遍歴
新生児(テープ):0~1.5か月
Sサイズ(テープ):1.5~2.5か月
Mサイズ(テープ):2.5~6か月
Mサイズ(パンツ):6~11か月
Lサイズ(パンツ):11~1歳4か月(現在)
年間合計
おむつ1枚当たり27円で計算した結果です。
1年間で使用したおむつの枚数は2,563枚で金額にして69,201円でした!

| 月齢(サイズ) | おむつ費用 |
|---|---|
| 1(新生児) | 11,043 |
| 2(新生児,Sテープ) | 8,397 |
| 3(S,Mテープ) | 6,183 |
| 4(Mテープ) | 5,373 |
| 5(Mテープ) | 5,049 |
| 6(Mテープ) | 4,698 |
| 7(Mパンツ) | 5,076 |
| 8(Mパンツ) | 4,644 |
| 9(Mパンツ) | 4,995 |
| 10(M,Lパンツ) | 4,887 |
| 11(Lパンツ) | 4,887 |
| 12(Lパンツ) | 3,969 |
| 計 | 6.9万円 |
所感
銘柄やサイズによっても値段が異なるので、少々乱暴に計算しています。
毎日交換しているおむつも1年間積みあがるとこんな枚数になるのかと驚きますが、
金額は意外と低いと感じました。
新生児期はうんちも頻繁なので、使用枚数は増えます。
また、「おむつかぶれが心配!」と思い、
うんちだけではなく、おしっこでも気づいたら交換していたのですが、
意外と丈夫だったようでおしっこでかぶれることはなく、
3時間ごとに交換するというルールを設定していました。
月齢が上がってくると、うんちの回数も減るので、
5〜6か月目くらいから4,500円/月程度に安定しています。
ミルク|結果
前提
- 銘柄:すこやかM1(2,700円/800g(1缶))
- 調乳換算:100ml当たり粉13g(粉2.6gで20ml生成)
- 単価:約43.9円/100ml
- 算定方法:作った量((=飲んだ量 + 残した量)をベースに算出
- 生後半年までは母乳メインの混合
- 生後半年以降は断乳しミルクのみ
使用したミルクはすべて「すこやかM1」というもの。
1缶当たり約2,700円で800g入っています。
付属のスプーン1杯2.6gで20ml作れるので、
100mlあたり13g使用として計算しています。
実際の金額を計算するために飲んだ量ではなく、
あくまでも作った量(消費量)から金額を計算しています。
(我が家では作った量&残した量を記録していました。)
年間合計
1年間で消費したミルクの総量は246L(246,000ml)で、
粉換算約32kg(40缶)。
金額にして10.7万円でした。
生後6ヶ月までは母乳メインの混合であげていました。
グラフにすると以下の通りです。

月齢によって波がありますが、大きく4つの期間に分けることができるように見えます。
①新生児期:夜間の授乳対応をパパがミルクで行っており消費量大
②夜泣きもなく、夜間は寝るようになったので、日中の母乳がメインのため減少傾向
③母乳をやめ、日中もミルクのみになったので増加傾向
④離乳食で多少満たされるようになり、ミルクは減少傾向
| 月齢 | ミルク費用 |
|---|---|
| 1 | 7,700 |
| 2 | 9,200 |
| 3 | 6,500 |
| 4 | 6,400 |
| 5 | 6,000 |
| 6 | 8,000 |
| 7 | 10,700 |
| 8 | 10,200 |
| 9 | 12,300 |
| 10 | 11,300 |
| 11 | 11,200 |
| 12 | 8,400 |
| 計 | 10.7万円 |
所感
あまり意識していませんでしたが、月によって波があるなと感じました。
6か月以降からの消費量の増加を見ると、
やはり母乳はコスパが良いと思いましたが、
ママしか対応できないですし、
人目に付くところではあげられないので、
やはりミルクが便利です。
自宅でのミルクはピジョンの母乳実感の哺乳瓶を使用しているのですが、
外出時には「ほほえみらくらくミルク」という、
200mlの液体ミルクを飲んでいました。
専用のアタッチメントを使えば、母乳実感の乳首を取り付けることができ、
哺乳瓶に入れ替える必要なくあげることができるのでおすすめです。
まとめ
おむつ総額:69,201円(2563枚,平均7枚/日)
ミルク総額:107,000円(246L)
合計:約17.6万円
見事に児童手当の年額(18万円)に近い金額となっております。
厳密にいえば、衣服費やおしり拭き、スキンケア用品、離乳食などもあるので、
児童手当の18万円だけではとても収まらないのですが、
必要最低限の額として金額設定されていると思いました。
これから子育てを始める方へのアドバイス
私たちはおむつやミルクのような、
かさばるし重たいものはネットショップを活用しました。
はじめはドラッグストアとネットショップを併用し、
少しでも安いところを探していたのですが、
子どもがいると、外出のハードルが高いですし、
おむつ一つで片手がふさがってしまうので、
今では積極的に活用させてもらっています。
「あっちのメーカやブランドの方が安い!」
などと思うこともありますが、
子育ての忙しい中で、調べる手間や脳のリソース消費を考えると、
買い方やブランドを固定して買う方が圧倒的に楽だと感じました。
子育ては想定外の連続なので、
できるところは少しでも省エネし、
子どもとの遊ぶ時間や、少しでも自分が休む時間にすると良いと気づきました。
定期便にすれば割引が受けられたり、
2,3日もあれば届けてくれるので、大変ありがたく感じていました。
ぜひ活用をおすすめします!
FAQ
①おむつは1日何枚が目安?
実測の平均は約7枚/日(2,563枚÷365日)。月齢により増減します。
②ミルク100mlはいくら?
約43.9円/100ml(2,700円/800g×13g)。本記事はこの単価で試算しています。
③「おしっこ+うんち」が同時刻のときはどう数える?
1回の交換=おむつ1枚としてカウント。おしっことうんちが同時、お風呂の時は1枚使用としています。
④1年でミルクは何缶必要?
約40缶(246L=246,000ml → 粉約32kg相当 → 800g缶×約40)。
⑤費用を抑えるコツは?
定期便・クーポンの併用、サイズ移行の早め判断、ポイント還元の高い日を活用、保管・ゴミ袋はまとめ買いが有効です。

