初めての赤ちゃん連れ旅行でした。
我が家は生後6か月の息子を連れて、3泊4日の沖縄旅行に出かけてきました。
初めての赤ちゃんとの泊まり旅行で、「ホテル選び」は最も悩んだポイントでしたが、思い切って3つの異なるタイプのホテルに泊まってみて、比較してみることにしました!
今回はその実体験をもとに、赤ちゃん連れホテル選びで重視すべきポイントや、選び方のコツなどのリアルな感想をご紹介します。
赤ちゃんを連れて旅行に行く方の参考になる内容となっておりますので、ぜひチェックしていってください。
その他「持ち物の準備」「飛行機での移動」についてもご紹介しています!
▶︎ 【準備・持ち物編】赤ちゃん連れ旅行の持ち物・事前確認チェックリスト
▶︎ 【飛行機編】6か月の赤ちゃんと快適に空を旅するために
旅行の準備
赤ちゃん連れ旅行の基本情報
- 旅行時期:2025年2月
- 旅行日程:3泊4日 (✈那覇空港17:00着、15:15発)
- パパママ+赤ちゃん1人の3人旅行
- 赤ちゃんの月齢:生後6か月
- 赤ちゃんとの宿泊旅行:初めて(実家には数回程度あり)
- レンタカー:旅行中は終日借用
- 離乳食:粉末の物をお湯で溶かすレトルトタイプを持参
- ミルク:終日液体ミルク(明治ほほえみ らくらくミルクを現地調達)
観光に時間を取りたいためホテルで長居はせず、基本的には寝るだけとして利用。
ホテル選びの基準3選
評価項目は以下の4点とし、★1~5点で評価。
立地・アクセス
那覇空港からの移動時間や、観光地へのアクセスの良さ
赤ちゃん連れへの対応
ベビーベッドやおむつ用ゴミ箱、哺乳瓶の消毒などのサポート体制
ホテルの雰囲気
赤ちゃんと一緒に過ごしやすい、落ち着ける雰囲気かどうか
コスパ
価格と満足度のバランス
各ホテルの感想と赤ちゃん向け設備
■1泊目:シティホテル 価格:21,000円
OMO5沖縄那覇 by星野リゾート
・立地アクセス ★★★★★
・赤ちゃん連れの対応 ★★☆☆☆
・ホテルの雰囲気 ★★★★☆
・コスパ ★★★★☆

選んだ理由
那覇空港に17:00に到着する便で移動したため、那覇市内で泊まれるホテルから選びました。星野リゾートは過去に夫婦で泊まったことがあり、雰囲気が好きで選びました。
泊まってみて感じたこと
- モダンな内装で清潔感があり、靴を脱いで上がるスタイルの部屋だったので、赤ちゃんを床で遊ばせることができる。
- 一方でベビーカーで入れないため、車においておくのが良いかも。玄関スペースにはベビーカーを置いておくにはギリギリでした。
- 星野リゾートはカフェスペースや地域にちなんだ催しものなどもあります。ただ、赤ちゃん連れでは参加が難しいと判断し、部屋で過ごすことにしました。結果的に星野リゾートを存分に味わうことはできませんでした。
設備・サービスの印象
- ベビー向けのサービスはほぼないため、すべて自分たちで用意する必要があり、荷物が増えることに抵抗がある方は不向き。
- ベッドガードもないため、寝返り防止の布団を中央において、両親挟むように、川の字で寝ました。
- 電子レンジは自由に使用可能:哺乳瓶の消毒や離乳食の温めに活用できます。

■2泊目:リゾートホテル 価格:30,000円
ヒルトン沖縄瀬底リゾート
・立地アクセス ★★★☆☆ (ただし、美ら海水族館まで車で約25分)
・赤ちゃん連れの対応 ★★★★★
・ホテルの雰囲気 ★★★★★
・コスパ ★★☆☆☆ (赤ちゃん連れでは充実の設備を味わえないため)

選んだ理由
沖縄に来たからにはリゾートホテルにも泊まってみたいと思い選びました。
家族向けの設備も充実していたので、思い切って予約。
泊まってみて感じたこと
- 部屋がとにかく広く、ベビーカーのまま入ることができ、荷物が多くてもストレスなく過ごすことができました。
- 海が見える中庭スペースもあり、散歩することを楽しみにしていたが、風も強く寒かったため見送り。
- プールやカフェなどのリゾートホテルらしい設備もあるが、OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート同様、赤ちゃん連れでは楽しむことはできませんでした。連泊などで1日中ホテルで過ごすなら選択肢に入るかも!
設備・サービスの印象
- 哺乳瓶の消毒器、おむつ用ゴミ箱、離乳食、滑り止めマットなど、赤ちゃん向けの設備が充実しており、安心感が抜群でした。 これらは事前にホテルへの申し入れが必要でした。
- 朝食付きプランを予約したのですが、離乳食の提供もしてもらうことができ、朝のひと手間が省けるのはとてもありがたかったです。

■3日目:ビジネスホテル 価格:12,000円
コンフォートイン那覇泊港
・立地アクセス ★★★★★
・赤ちゃん連れの対応 ★★★☆☆
・ホテルの雰囲気 ★★☆☆☆
・コスパ ★★★★★

選んだ理由
最終日は帰りの飛行機の時間もあるので、那覇市内のコスパ重視のホテルを選択しました。
なかでもこだわったポイントは、ビジホには珍しい浴槽付きなところ。赤ちゃんをしっかり入浴させてあげることができます。
泊まってみて感じたこと
- 部屋はビジネスホテルなので、狭め。コスパ重視と考えて、割り切り。
- 寝るだけと考えると、ここでも良いかも。
設備・サービスの印象
- ツインルームを予約しましたが、ベッドをくっつけての設置や、ベッドガードの取り付け対応など、事前に申請することで実施いただけました。
ベッドガードはあるだけで安心感が段違い!
寝返り期の赤ちゃん連れなら、最優先でチェックしたいポイントです。 - 電気ケトルや電子レンジ(別室)もあるので、離乳食やミルクの準備に困ることはありませんでした。

各ホテルの赤ちゃん向け設備まとめ
各ホテルの赤ちゃん向け設備を一覧にしておきます。
ほとんどの設備は事前に申請する必要があるので、忘れずに実施してください!
あって安心だったのは、ベッドガードです。
ちょうど寝返りを始めたころで、ベッドから転がり落ちるのを心配していましたが、ベッドガードがあれば、安心です。また、多少目を離しても、ベッドガードがシールドしてくれたので、とても助かりました。

項目欄の*付きの物はすべて事前申請が必要です!
忘れずにホテルへの問い合わせフォームから連絡しましょう。
🔸赤ちゃん向け設備 比較表(テキスト版)
設備項目 | OMO5那覇 | ヒルトン瀬底 | コンフォートイン |
---|---|---|---|
電気ケトル | 〇 | 〇 | 〇 |
電子レンジ(共用) | 〇 | 〇 | 〇 |
コインランドリー | 〇 | 〇(別館) | 〇 |
子ども用パジャマ | × | 〇(※事前申請) | × |
哺乳瓶洗浄 | × | × | × |
哺乳瓶の消毒乾燥機 | × | 〇(※事前申請) | × |
おむつ用ゴミ箱 | × | 〇 | × |
離乳食の提供 | × | 〇(※事前申請) | × |
ベッドガード | × | 〇(※事前申請) | 〇(※事前申請) |
ツインベッドのくっつけ対応 | ― | ― | 〇(※事前申請) |
お風呂の滑り止めマット | × | 〇(※事前申請) | × |
※事前申請:各ホテルの公式サイトなどから問い合わせフォームで申請が必要でした。
結論
結論①:コスパ重視でビジホでOK。
いろいろ泊まってみた結果、我が家にとって最も良かったのは、コスパ重視のビジネスホテルタイプの「コンフォートイン那覇泊港」でした。
理由はとてもシンプルで、観光メインの旅行でホテルでの滞在時間が短く、また赤ちゃんがまだ歩かない月齢であれば、ホテルは最低限が整っていて、安心して寝られる環境があれば十分だからです。
- ベッドガードの貸し出し+ツインベッドのくっつけ対応で、落下の心配がなく、並んで寝られる安心感
- 観光がメインであればホテルは寝るだけOKという割り切れる。(逆に施設が充実していると、満喫できないことに残念感あり)
- コスパよし!
赤ちゃんの月齢のよって、最適なホテル選びの基準は変わります!
今は最低限で十分でも、もう少し成長したら滞在型の楽しみ方もアリかも。
私たちも今後、プールやお散歩などを楽しむことができる年齢になってから、リゾートホテルで連泊して日中をホテルで過ごしてみたいと思いました。
結論②:旅館タイプが良いかも
様々な対応のホテルに泊まった後に気づいたことなのですが、歩くことができない、ねんね期or寝返り期の赤ちゃんを連れての旅行では、旅館に宿泊するのが一番安心だと思いました。
旅館は靴を脱いで部屋に入るタイプほとんどなので、床で遊ばせることができますし、ベッドではなく布団で寝ることが多いので、転がり落ちる心配もありません。
とはいえ、以下のようなデメリットもあるため、バランスをみながら検討してみてください。
- 宿泊費が高めになりやすい。
- 温泉がある場合、赤ちゃん連れでは入りずらいことも。
- 部屋での滞在時間を長くとりたくなり、観光の時間が削られる可能性もある。
まとめ
ホテル選びで大事なこと
今回3種類の異なるホテルに宿泊してみて、大事だと感じたことは以下の通りです。
- 部屋の広さと清潔感:ねんね期、寝返り期は特に重要。靴を脱いで入れて、床で遊ばせられるタイプはメリット大。
- 赤ちゃん向け設備の充実度:特に落下防止のためのベッドガードは必須。
コスパ重視ならビジホでOKです。ゆっくり過ごすなら、旅館も選択肢に入れてみてください!
旅のスタイルは「赤ちゃんの月齢」と「パパママの旅の目的」で決めるのがベスト!
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